新しい広告枠を開拓する

いくらマスコミ・インターネットの広告枠が寡占状態で新規参入の価値がなくなっても、
こんな風に新しい広告枠を発見して売り出すやり方はずっと有効なんだと思った。

そういえば、星新一のショートショートに、クシャミの後に風邪薬の名前をつぶやく、みたいな人間の反射を売り出してしまうという話があった。

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インターネット世界における情報のデッドエンド

あまり儲からないサービスを継続するモチベーションがないということは理解できるけど、一度集めた人類の叡智を簡単に破棄するのはどうかと思う。

とりあえずYouTube, zoome, ニコ動などに動画を丸ごと引っ越すみたいなプランは無いのだろうか。

Yahoo!ビデオキャストは一度も見たことはありませんが(笑)、思うことがあったので書きました。

Yahoo!ビデオキャスト終了のお知らせ
Yahoo!ビデオキャストがサービス停止、利用者はzoomeとニコニコ動画へ - GIGAZINE

DNS の浸透をなるべく早く行うには

DNSは、通信コストの節約のため、有効時間(TTL)が0になるまで積極的にキャッシュを利用するので、いざレコードを変更しても更新が反映されず困る場合があります。

新しいDNSレコードの反映を早くするためには、あらかじめTTLを短く(60秒程度)設定しておいて、変更が速やかに反映されるように準備しておけばよいです。

DNSレコードを更新し、浸透した後も、短いTTLのまま数日運用し、正しい情報に更新されたことを確認してから、お好みのTTLに更新しなおすのがお勧めの手順です。

Hotmail (Windows Live Mail) 宛のメールを SPAM 扱いされにくくするには

Microsoft さまは、自社開発した SPAM 対策法 Sender ID Framework をとても大切にしておられます。

適当な新規ドメインを取得したのち、Windows Live Mail (旧 Hotmail) 宛にメールを送ったとき、詳細ヘッダーに、
X-SID-Result: Pass
が入らない場合は注意が必要です。

このままでは、本文のベイジアンフィルタでいくら好成績をあげても、怪しげなホストから来たメールとして、SPAM すれすれの評価に(おそらく)なってしまいます。

この問題を解決するには、すでにドメインのTXTレコードにSPFレコードを仕込んで、nslookup -type=txt example.com で確認ののち、
https://support.msn.com/eform.aspx?productKey=senderid&ct=eformts&scrx=1
にて必要事項を記入して、手動のアップデートを待ちます。

この手続きののち数日で DNS レコードが取得され、認証が機能し始めます。

追記
現在はすでに自動的に取得されるように進歩しているので後半の問い合わせをする必要はありません。

Dropboxは認証情報をどこに保存するのか

Dropboxの認証機構について、あまり書いている人がいなかったので、FileMonやRegMonで適当に捜索してみると、

C:\Documents and Settings\USERNAME\Application Data\Dropbox

の中にある、dropbox.dbとhost.dbが本丸のようである。

dropbox.dbはsqliteのデータベースで、host.dbは何か謎の情報が書かれたテキストファイルであるが、片方を削除してもDropboxは自動的に修復し、何事もなかったように動いたが、両方を一緒に削除すると再認証を要求された。

すなわち、Dropboxでは、(他の情報も利用しているかもしれないが)このファイルを持っていることで正しいマシンを使っているということを認証しているので、物理的な盗難に耐えるためには、My Dropboxの暗号化と併せて、このファイルの暗号化が必要であると考えられる。